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2007年01月28日 | カテゴリー: 今日の1冊
★★★★★★★
この硬い表紙からは想像もできない
(画像をクリックするとamazonで詳細を見ることができます)
一粒で二度、否、三度おいしい本です。
"覆水盆に返らず"とか"朝三暮四"とか、"完璧"とか28の故事成語をランダムに取り上げ、
経済学の視点から解説しているのですが、これだけではその良さがまったく表現できていません。
それぞれの故事成語について、まずは漢語に端を発する出典・由来とその意味を分かり易く
書いてあります。
次いで、その故事成語から導かれるものごとが経済学的に分析解説されています。
この経済学的な説明のために、たとえば今夜のおかずの買い物の話とか、捨てきれずに
とっておいたものとか、とても身近な例をあげているので、思わずうなずいてしまいます。
そして、身につまされるような結論。
また、各章末にはその故事成語にまつわるコラムもあって、経済学的な考え方がより強く印象に
残ります。
全体の文章にユーモアが利いているので、読んでいて思わずニヤリとするようなところもたくさん。
楽しい読み物なのに(だから)、日々の判断に役に立つ経済学的考え方が心に残ってしまう。
ちなみに、自分も経済学を勉強したことはありません。
故事成語も聞いたことはあっても、その由来も知らなければ、意味も正しく理解してませんでした。
また、今回経済学を学ぼうとか、故事成語を味わおうなどと思った訳でもありません。
POPもなかったのに、なぜ自分が店頭で手に取ったのか分からないのですが、大変な見つけもの。
自分的評価は星7つ。
経済学なんて自分には無関係と思っている人にこそ、強く一読をお勧めします。
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故事成語でわかる経済学のキーワード投稿者 WADA : 2007年01月28日 22:29